たいていの妖怪に一つ、二つは必ずある弱点について話す。
弱点は人間でも持っている不利な特徴に似ている。
しかし、不利な特徴と違うのは弱点がその名のとおり致命的なものが多い。
例えば、俺は銀の武器による攻撃と聖別された武器による攻撃に弱い。
こういうものの他に、特定の物質を摂取しなければ命に関わるといったものも多い。
今日はこんなものだな。
じゃあまたな!
たいていの妖怪に一つ、二つは必ずある弱点について話す。
弱点は人間でも持っている不利な特徴に似ている。
しかし、不利な特徴と違うのは弱点がその名のとおり致命的なものが多い。
例えば、俺は銀の武器による攻撃と聖別された武器による攻撃に弱い。
こういうものの他に、特定の物質を摂取しなければ命に関わるといったものも多い。
今日はこんなものだな。
じゃあまたな!
これまで何度かごく当たり前のように判定という言葉を使ってきたから、それについていまさらながら説明する。
判定というのは、TRPGにおいてキャラクターが行うことを宣言した行動のうち、成否があるものが上手く行えたかどうか調べることだ。
例えば、歩くことに普通の大人は判定が要らないが、目玉焼きが上手く出来たかどうかはその時々の運による。もちろん、腕が良ければ成功の確率は上がる。
GURPSでは、3D6下方ロールというやり方で成功したかどうかを調べる。これは指定された技能や能力値以下の数字が、6面体ダイス(ようするに普通のさいころだ)3つを振って出れば成功となる 。
それなら技能や能力値が18を超えたら必ず成功か?と思うかもしれないが、そうではなく17、18が出ると必ず失敗として扱われる。特に18は必ずファンブル(つまり大失敗)だ。目標とする数字によっては16以下の数字も自動失敗やファンブルとなる。
その逆にクリティカル(大成功)というものも存在し、3,4は必ずクリティカル5,6も条件を満たしていれば同じように扱われる。
今日は少し堅い話ばかりしてしまったな。次からは軽めの話を心がける。
じゃあ、また今度な!
GURPSの主な特徴の一つ、特徴について話そう。・・・なんだその目は駄洒落じゃないぞ。
GURPSで作成されたキャラクターは必ず特徴を持っている。
例えば、音楽や語学の才能がある、だとか夜目が利くというのは有利な特徴としてcpを消費しなければならない。特定の種族であることも特徴だ。俺は妖怪として存在するために100cp消費している。
逆に不利な特徴というものもある。高所恐怖症だとか、短気だ、被差別民族出身であるとかだ。
これらによって消費可能なcpが増えることになる。
他に癖というものがあるが、これは軽度の不利な特徴としてcpを少しだけ稼げる。
とりあえず今日はここまでだな。
じゃあ、また今度な!
今日は妖力、妖術について話そう。
妖力は特に意識しなくても発動する特殊な能力、妖術は意識しなければ発動しない特殊能力というのが一番分かり易い説明だろう。
ゲーム的に言うと、発動判定の有無だ。
俺は狼に変身したり、傷が普通より早く回復していくといった妖力を持っている。もちろん、牙や鉤爪は当然のように持っている。
俺は他にも精神力を鉤爪に込めて叩きつけるという術や、治癒の術、咆哮によって敵の心身を破壊するというような妖術を持っている。
今日はここまで、また今度な!
今日はGURPSの能力値について話す。
GURPSのキャラクターは体力(ST)、敏捷力(DX)、知力(IQ)、生命力(HT)だ。
これは、他のRPGに比べると種類が少ないほうだ。
ちなみに、普通の人間の能力値はオール10、妖怪の能力は人間よりもやや高いのが普通だ。
妖怪は人間よりも体力が上げやすいので、とんでもない体力の持ち主も多い。
俺の能力値はST50/15 DX18 IQ15 HT15
人間の姿の時には体力は15しか発揮できないが、妖怪の姿の時は50、これは人間と大してサイズの変わらない妖怪としては最大級だ。
他にも副能力値があって疲労点、HP、移動力、意志力となっている。
人間の平均は移動力以外全て10、移動力は5,0となっている。
俺は疲労点38点、HP155点、意志力16、移動力は8,25+1,75だ。
俺はなんと1秒で10メートル強つまり、オリンピックの金メダリスト並みのスピードで走れるってことだ。
超人と呼ぶにふさわしいだろ?
今日はこれまで、また今度な!
今日はゲームとしての百鬼夜翔について語ろうか。
百鬼夜翔はGURPSというTRPGのシステムを基に作られている。
GURPSとはGeneric Universal Role Playing Systemの略だ。ガープスと発音する。
このゲームは石器時代から30世紀の宇宙海賊、超能力者、魔法使いを同じルールの下で表現できることを売りにしている。
その中でも、百鬼夜翔はアメリカでスーパーマンのような超人を再現するSupersというルール集に、日本的な解釈を加えて超常的な能力を持つ妖怪を再現するゲームとしたものだ。
GURPSの特色はもう一つある。それは、cpと呼ばれるポイントを使って能力値や技能、特徴を購入していくというものだ。標準的な人間は25cp、ファンタジーのような世界の英雄候補は100cpで作られる。が、妖怪は350cpか、600cpで作られる。
これがどれくらい強いかというと、個体差は有るものの拳銃ごときではまず死なないというほどだ。
ちなみに俺は1000cpで作られている。しかも俺は戦闘に特化しているので、装甲車ぐらいならタイマンで勝てる。どうだすごいだろう。
とは言っても人間と違って、特定の攻撃に対してはやたら弱いんだけどな(苦笑)
さて、今日はここまで次は俺の能力について語るぜ!
今日は百鬼夜翔について話そうか。
これは創作集団グループSNEが作ったシェア・ワールド小説とゲームの舞台だ。
小説の舞台は基本的には21世紀の横浜だ。
しかしこの世界では、人が何かを強く信じれば妖怪が生まれる。
例えば、この木のざわめきは天狗の仕業に違いないと皆が思えば、妖怪・天狗が生まれるといった風にだ。
他にも信仰や物に対する愛情といったものでも、妖怪は生まれる。(みんな九十九神という言葉くらいは聞いたことがあるだろ?あれだよ、あれ)
俺は大自然に対する畏怖の念から生まれた、日本古来の神の一族のうちの一人だ。
ただし、最近ではヨーロッパの狼男のイメージが入ってきたせいで、銀や聖なるものに弱くなっちまったがな。
とりあえず今回はここまで、次はゲームの紹介をするぜ!